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Piezo Sonic 超音波モーターの原理

 

 Piezo Sonic 超音波モーター(高トルク型 超音波モーター)は磁石やコイルを利用せず、圧電セラミックを振動させ、そのエネルギーを駆動力としています。摩擦を利用して回転するため、小型 ・軽量でありながら同サイズの DCモーターと比べ約5倍~10倍の高トルクを発揮するモーターです。 モータ原理2.png

 駆動源にコイルや磁石を利用しないため、非磁性モーターを構築することができ、MRI内などの高磁場環境や磁場の影響をきらう半導体製造装置内 などで安心してご利用いただけます。また、非通電、非制御で姿勢・状態を保持することができ、バックラッシュがないために装置のダイレクトドライブによる高精度な位置制御が可能です。起動、静止の応答性も高く、ステージなどの搬送装置や カメラの雲台、ジンバル、割り出し装置、多関節ロボットの関節用のモータとして最適です。

 従来の超音波モーターは前述の通り同サイズの電磁力で回転するモーター(DCモーター等)と比べて高トルクですが、寿命が1/10程度と短いことが課題となっていました。Piezo Sonic モーターは構造と素材を見直すことにより、同サイズの従来の超音波モーターと比べ”2倍以上”の長寿命化に成功しました。また、大幅な高トルク化もあわせて実現しています。

 

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