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役員×従業員クロストーク

会社概要 Corporate

Cross talk 社長と社員が、
極東貿易のいまを語る

商社とは “ニーズとシーズをつなぐ” 「人」がビジネスの橋になること。

クロストーク参加者

  • 代表取締役社長 岡田 義也
  • マテリアルソリューショングループ 遠藤 健三矢
  • 産業インフラソリューショングループ 一ノ倉 憲太
  • 産業インフラソリューショングループ 伊豆倉 梓

商社で働くということ

岡田:入社のきっかけはどのようなものでしたか。 一ノ倉:“学び”になる仕事がしたいと考えていました。「メーカーの価値とお客様の価値を結びつけ、新たな価値を生む」という説明会での一言が後押しになりました。 伊豆倉:英語を活かせるならと志望しました。世界を舞台とする商社なら、そうした機会も生まれると……。

遠藤:商社に対する深い知識はありませんでした。理系の知識を活かし、モノをつくる世界よりも、営業に特化した世界で働きたいと、志望しました。 岡田:実際に仕事に就いてからはどうですか。 一ノ倉:所属する部では大型プラントが生産に必要な設備や資材を提供することがメインの仕事ですが、私は他にも設備メーカーに部品や機器を提供しています。入社2年目ですから、まだ、かっこいい仕事はできていないのですが……努力は続けています(笑い)。 伊豆倉:配属先では営業サポートを行っています。海底の物理探査に使う機材や部品の発注が主な仕事です。海外メーカーへの発注では正しく意思疎通が図れるよう、念には念を入れています。

遠藤:入社前はスケールの大きい航空宇宙関連や大型設備を扱う商売に憧れていましたが、配属されたのは材料関係の部署でした。全くタイプの異なる仕事ですが、アメリカ、インド、中国、メキシコなどを舞台に自動車メーカーの海外展開のお手伝いをする中で、海外とのビジネスにとてもやりがいを感じています。

岡田:商社の仕事は、人によって全く異なりますが、モノをつくる側と使う側の間に立つことで、付加価値を生むという点では共通しています。私はそれを「社会に+1(プラスワン)を」と呼んでいます。未来につながる価値をその目で探し出し、情熱を注いでください。

技術商社の社会的役割とは

岡田:当社は技術に強い専門商社です。社会を下支えしているという実感はありますか。 遠藤:自動車産業でいうと、人や物を運ぶという機能に加えて、最近ではモビリティとしての役割に注目が集まっています。自動車には何万点もの部品が使われており、そのサプライチェーンの中で、部材の安定供給と確保をすることが大きな役割だと感じています。 一ノ倉:私が関わる化学工場は、いったん稼働を始めると簡単に止めることはできません。次のメンテナンスをどこで入れるか、綿密な打ち合わせが必要となります。数年前から用意周到に準備されなければなりません。

岡田:私は常々、皆さんに「自分の仕事を10秒で説明できる様になってください」とお願いしていますが、10秒では説明できないものばかりですね。 一ノ倉:私が取り扱う製品やサービスは、スーパーに並ぶようなものではないだけに、家族や友人に説明するのに一苦労です(笑い)。 伊豆倉:取り扱っている機器を載せた船で海底探査の成果が上がったという記事が雑誌に掲載されました。あの機器が探査に使われ、資源確保に役立っているとうれしくなりました。

岡田:当社の社是は「人と技術と信頼と」です。1つひとつのビジネスの中に、人があり、技術があり、そこから信頼が生まれます。B to Bの商材が多いため、伝わりにくさは残りますが、どれも社会の営みになくてはならないものばかりです。

私が “働きがい”“やりがい”を感じるとき

岡田:どんなところでモチベーションを感じますか。 一ノ倉:若くても、色々なことにチャレンジさせてもらえるところでしょうか。ただ、客先との交渉ごとなど心配なときは上司や同僚がきっちり付いてきてくれます(笑い)。 遠藤:取引先との何気ない会話の中に大きなビジネスチャンスが転がっていることがあり、それを見つけ育てていくことでしょうか。 一ノ倉:「こういうことがしたい」と新しい要求があった際、当社には幅広い商材があることで、「うちでやれます」と返答できるのが誇らしいですね。もっと技術の勉強をして早く期待に応えられるようになりたいと思っています。

遠藤:私は30代の初めに海外赴任をさせてもらいました。アメリカのミシガン州でした。日本との仕事の進め方の違いに当初は戸惑いを感じることもありましたが、人種・国籍にかかわらず互いの顔と顔を突き合わせて交渉すること、誠実な姿勢の真の大切さを海外においても実感できたことは大きかったなと思っています。

岡田:遠藤さんは管理職になったばかりでしたね。チームをまとめるのは大変でしょう。 遠藤:海外での経験も活かし、仲間が100%のパフォーマンスを発揮できるよう心がけています。遠慮なく相談してもらえるよう、役職の壁、世代の壁を作らない関係づくりを大切にしています。 伊豆倉:私の場合、取引先の訪問もありますが、オフィスで海外とやり取りすることが多いので、商材の翻訳などの勉強も大変です。案件のサポートをとおして、チームの一員だと実感できる場も多く、とてもやりがいを感じています。

岡田:伊豆倉さんは確か一般職での入社でしたね。当社は、いつでも総合職へ転換する道が開かれています。積極的にチャレンジしてください。大いに期待しています。 伊豆倉:ありがとうございます。

岡田:当社の役割は、メーカーとお客様の双方に「充実」を提供することにあります。いわば“ニーズとシーズの橋渡し”です。その役割を全うすることで我々自身が「充実」するのだと思っています。
創業から70年を経て、当社の事業ポートフォリオも変化を遂げています。今、ビジネスの第一線では、社会インフラの整備にとどまらず、デジタル技術やAIの活用など新しい動きが始まっています。10年先、20年先も勝ち残れる企業になるには、みなさんの若い感覚が必要です。ぜひ力を貸してください。

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