CTI-L4Tボードサポートパッケージ(BSP)は、Linux4Tegraに、ConnectTech社のNVIDIA®Jetson™システムとキャリアボードのサポートを追加します。 これには、製品の機能を使用するための全てのファイルが追加されています。
ここでの手順は、JetPack4.4以降で有効です。 以前のバージョンについては、こちらで表示しています。
CTI-L4Tの最新バージョンはこちらからダウンロードできます。
このサポートページには、SDKコンポーネントのインストール手順は含まれていません。ただし、SDKコンポーネントをインストールするには、追加の手順が必要になります。
BSPは、最初にJetsonOSと一緒にインストールする必要があるため、SDKコンポーネントの追加はこのページの手順に従ってから「JetPack SDKのインストール方法」を参照してください。
1. NVIDIA SDK Managerを開きます。 初めて使用する場合は、NVIDIA Developerアカウントにログインする必要があります。
2. Target Hardwareのドロップダウンリストより目的のハードウェアを選びます。
3. Target Operating System ドロップダウンリストよりJetPack バージョンを選びます。
4. 目的のハードウェアとOSを選んだら、continue を押します。
5. 赤丸のついているチェックボックスのみ チェックをいれます。
“Jetson SDK Components”はチェックしません。“Download now. Install later” もチェックしません。
*Download フォルダ または Target HW image フォルダは変更することができます。Target HW image フォルダのデフォルトの場所は、 ~/nvidia/nvidia_sdk です。
6. 続いてダウンロードが始まります。ダウンロードが終わると、ユニットをフラッシュするように求められます。
この時点では、スキップを押してください。
7. スキップすると、この手順が完了し、SDK managerを閉じることができます。
8. 手順ステップ5で指定したTarget HW image フォルダに移動し、Linux_For_Tegraフォルダを見つけます。
cd ~/nvidia/nvidia_sdk//Linux_For_Tegra
9. ボードサポートパッケージのページに移動して、特定のJetPackバージョンのBSPを見つけてください。
簡単にダウンロードするには、次のようにwgetコマンドを使用できます。
wget
使用例:
wget https://connecttech.com/ftp/Drivers/CTI-L4T-XAVIER-NX-32.4.3-V003.tgz
10. 次のコマンドでBSPをインストールします。
tar -zxf .tgz
cd CTI-L4T
sudo ./install.sh
cd .. # to return to the Linux_for_Tegra directory
11. デバイスを強制リカバリーモードにします。
NVIDIA開発キットまたはCTIキャリアにある強制リカバリーボタンまたはジャンパをトリガーしてから、電源ボタンまたはリセットボタンを押します。適切なUSBケーブルを、NVIDIA開発キットまたはCTIキャリアのUSB OTGポートからホストPCに接続します。
‘lsusb’ と入力して、デバイスがリカバリー中であることを確認します。CTIキャリアの場合、強制リカバリーとUSBポートの詳細については、関連するCTIキャリアのマニュアルを参照してください。
12. ユニットをフラッシュ(更新)します。CTI が用意したフラッシング作業用スクリプト cti-flash.sh を使います。
sudo ./cti-flash.sh
あるいは、 NVIDIAの供給しているスクリプトを手動で使うこともできます。
./flash.sh cti// mmcblk0p1
*の末尾に “.conf” をつけないでください。
使用例 :
./flash.sh cti/Xavier-NX/photon mmcblk0p1
フラッシュスクリプトの詳細については、こちらのターゲットデバイスのフラッシュと起動セクションにアクセスしてください。