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レーザー計測システム LMS1.0

LMS2.0-横.jpgレーザー計測システム LMS1.0 は、鳥の飛翔位置を測定する双眼鏡システムです。

リモコンを使って測定を開始した後、観測者は双眼鏡タイプのレーザー距離計で飛翔する鳥を追いかけるだけで、鳥の飛翔位置が3次元座標(緯度・経度・高度)として自動的に記録されます。

調査後に地図上の3次元の座標点を線で結ぶことで、正確な飛翔図を描くことができます。

<レーザー計測システム LMS1.0の基本構成>

1.双眼鏡タイプ レーザー距離計 VECTOR21AERO

2.VECTOR用Bluetoothアダプタ

3.制御・データ記録用PC

4.遠隔操作用リモコン

レーザー計測システムは、誰でも簡単に扱うことができます。VECTOR21AEROで使用するレーザーは、レーザー製品の安全基準のうちクラス1に分類され、人にも鳥にも安全なレーザーです。

ダム、道路及び発電所建設などの公共事業における環境アセスメントの鳥類調査の場面で有効です。特に風力発電では風車のブレードに衝突する事故(バードストライク)などが懸念されているため正確さが求められています。LMS1.0を使うことで正確な飛翔位置とルートを提供することが出来ます。

特徴

1. 鳥の飛翔位置の座標測定

双眼鏡タイプのSAFRAN Vectronix社製のレーザー距離計VECTOR21 AEROが飛翔する鳥までの距離、方位、傾斜角を捉え、観測者との相対位置を測定します。GPSで取得した観測地点の座標と組み合わせ、飛翔位置の3次元座標が測定できます。

2. ワイヤレス接続

観測者が使用するレーザー距離計とPCの間はワイヤレスで通信します。そのため、計測時にはPCを観測地点から離れた場所で置くことが出来ます。

3. インターバル計測モード

PC上アプリで自動測定モードが選択できます。このモードでは最小2秒間隔でレーザー距離計が自動測定を行うため。観測者はレーザー距離計の計測ボタンの操作から解放され、鳥を追いかけることに集中することが出来ます。

4. 記録データの閲覧

制御アプリケーションのPCは機器の制御だけでなく地図がインストールされているため、鳥の3次元の位置座標の測定結果をその場で地図の上で確認することができます。また、測定データには鳥の3次元の位置座標だけでなく、観測位置の座標、観測時間(時・分・秒)が含まれ、結果はCSVファイルとして出力するできるため、データを編集することができます。

用途

  • 猛禽類調査、渡り鳥調査 (鳥の飛翔軌跡・高度情報の取得、営巣地の記録など)
  • 環境アセスメントの生物調査

レーザー計測システム LMS2.0 (開発中)

      鳥の3次元位置座標と「写真」も同時に記録するシステムを開発中です。

LMS2.0_2-square.jpg


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