当社は、1947年の創立以来の基本理念である「人と技術と信頼と」という言葉を社是として70年を越える時間を歩んでまいりました。
その精神は、商社における最大の経営資源である「人」を重んじ、発展を続ける産業界が必要とする最先端「技術」、商材を時代に合わせて提供することによって、取引先様をはじめとするステークホルダーの皆様との「信頼」を育んでいくというものです。
そして、その精神はサステナビリティの重要な構成要素を成すESGの考え方に共通するものでもあります。
「人」を重んじることとはまさにすべての差別や偏見を排除し、融和を第一とし、人的資本への投資となる人材の育成と教育によって新たなイノベーションを持続的に創出していくというESGにおける「S」(社会)の考え方に合致します。
「技術」とは、持続可能な未来社会を作り上げていくために必要な最先端技術であり、環境問題を含むあらゆる社会課題を解決し得る新たな技術を指しておりESGにおける「E」(環境)の考え方そのものです。
「信頼」とは、取引先様を含むステークホルダーの皆様との信頼関係にほかなりませんが、この信頼関係は私たち企業が健全な企業体制を目指した統治体制を構築してはじめて結べるもので、まさにESGにおける「G」(ガバナンス)の考え方そのものであるといえます。
当社は社是である「人と技術と信頼と」の下、地球環境や社会課題への対応を経営の最重要課題の一つとして捉え、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。