当社は、地球環境保全が、現在および将来の世代の人間が健全で恵み豊かな環境の恵沢を享受するための重要な課題であることを認識し、地球環境問題を経営上の重要事項として位置づけ、企業活動に伴う環境負荷を低減し、当社の営業活動を通じて、環境保全、経済成長および社会開発との調和を図る「持続可能な発展」の実現に向け努力します。
製品やサービスを購入する前に本当に必要なものかどうか、その必要性を十分に考慮します。その上で品質や価格だけでなく環境への影響を考え、以下に挙げる項目を参考に公的な環境ラベル(エコマーク等)を活用し、環境への負荷がより少ないものを選択、購入します。
海の上に風車を設置して発電を行う洋上風力発電。四方を海に囲まれた日本では、発電時に温室効果ガスを発生しないクリーンエネルギーとして大きく注目されています。
当社はこれまで石油、ガスをはじめとする天然資源の開発や科学分野での海底探査、掘削にかかわる事業で培ってきた経験と知見を活かし、洋上風力発電に関連する事業に注力しています。
当社では、波によって揺動している船舶から、洋上構造物へ人や、モノを安全にアクセスさせるための海上特殊タラップシステムの取り扱いを始めました。又、当社では、洋上風力発電の先進地域である欧州において、多くの実績を有する現地企業からの協力を得て、大型風車を沖合で安全に設置する為の特殊大型治具の設計、製作および機器の提供を行う会社を設立いたしました。
生産活動の中で生じる排水、排ガスなどによって、水や大気が汚染されています。当社は、全ての人が豊かで快適な生活を送れる社会の実現のために、当社がこれまでの事業活動の中で培ってきた知見・経験を活かし様々な製品やサービスを提供しています。
加圧不定型汚水処理システムは、微細気泡などを利用して効率よく固液分離を行うことで食品工場や製紙工場、化学工場の産業排水、汚水を迅速に水質浄化します。
近年、目に見えない海洋汚染として、大きな問題にされている海洋マイクロプラスチック。マイクロプラスチックには有害な化学物質が含まれていることが知られており、生物がマイクロプラスチックを摂食した場合、この化学物質が体内に取り込まれ、食物連鎖を通じて生態系や人の健康に与える影響が懸念されています。当社で取り扱うマイクロプラスチックサンプラーは、海中に漂う超微細なマイクロプラスチック粒子を採取・分析するための装置です。